7月30日、大阪・梅田の横浜NHK文化センターで講演会「レンズ越しのフィギュアスケーターたち」が開催され、羽生結弦選手の写真を撮り続けているカメラマンの能登直氏が、羽生選手の知られざる秘話を語った。
能登氏は14年に発売された羽生選手の初写真集「YUZURU 羽生結弦写真集」(集英社)も撮影。 発売初週に2万3000部を売り上げ、オリコンのランキングで1位を獲得、その後も着実に売り上げを伸ばしたベストセラーだ。
「この写真集の編集にあたっては、本人が忙しくて時間が取れなかったため、能登氏と羽生選手のお母さんが写真を取捨したといいます。お母さんの考えが『10代らしい、今しかない写真』ということで、能登氏がセレクトしたものの中でお母さんが“大人っぽいから”という理由でお蔵入りにした写真が2枚あったとか。ファンの間では、『そのユヅがカッコイイから、ぜひ形にしてほしい』との声があがっているそうです」(スポーツライター)
羽生選手は現在22歳。世界歴代最高得点を更新し、GPファイナルを4連覇するなど着実に経験と実績を積んできている。次に写真集を出すことがあれば、「大人な羽生結弦」を見せてくれることだろう。
(芝公子)