醤油とソース、ケチャップにマヨネーズなど、食べ物に使う調味料で論争になることはよくありますが、今回は賛否両論分かれるであろう、納豆の薬味について探ってみましょう。まずは、ネット上の口コミから納豆の薬味の傾向をチェックしてみました。
定番は「ネギ」。とくに、納豆と同量くらいをたっぷり入れるというネギ派は多いようですね。他に、卵黄派もとても多いです。また、からしよりもワサビを入れる、塩だけ、地域によっては砂糖なんていう人もいるようです。
納豆の達人やメーカーの見解をチェックしてみましょう。古都・鎌倉で50年以上続く納豆屋『鎌倉山納豆』の社長によると、納豆をかきまぜた後にネギを薬味として入れるのが絶対に欠かせないのだそう。やはり、納豆とネギは切っても切れない関係のようですね。
そもそも納豆と薬味は、深い関係があるようです。タカノフーズでは、納豆の薬味の効能についてWEB上で解説していますが、とくにネギは特有の香りが納豆とよく合う上に、匂いの主成分である硫化アリルがビタミンB2、B1の吸収を促進するのだとか。納豆にもビタミンB2が含まれているので、栄養面でのプラス効果もあるようですね。
その他、卵、生姜、シソ、ごま、梅干し、削り節、ちりめんじゃこが紹介されていました。これらは、味のバランスがよくなる側面もあるようです。こうしてみると、納豆と薬味には密接なつながりがあるようですね。いろんな薬味を試して、自分好みの味を探してみてはいかがでしょうか?